ストレスが虫歯を引き起こす⁉その密接なつながりとは
毎日しっかりと歯磨きをしているのに虫歯が出来てしまった…。
甘いものはそんなに食べないのになぜか虫歯が出来やすい…。
そんな方はもしかしたら「ストレス」が虫歯の原因かもしれません。
ストレスは精神的だけでなく身体的にも影響を及ぼし、口の中もストレスによる影響を大きく受けるのです。最近ではストレスによる虫歯が増えてきています。
今回はストレスが虫歯に繋がる理由などをくわしく解説していきます。
ストレスが虫歯の原因に!?
ストレスによる唾液の減少
人間の身体には消化や唾液の分泌など様々な機能を調節する“自律神経”というものが働いています。
しかし、強いストレスを受けることにより自律神経が乱れ唾液の分泌を減らす”交感神経“が優位になり唾液の分泌が減少してしまうのです。
そうなってしまうといわゆる「ドライマウス」という状態になります。唾液には口の中を殺菌する効果があるので、唾液が少ない状態になってしまうと虫歯菌が繁殖し虫歯につながります。
ストレスによる血行障害
強いストレスを感じた時私たちの身体は新陳代謝が低下し血の巡りが悪くなります。血行障害が起こると、虫歯菌など悪い菌を倒してくれる白血球やリンパなどが上手く体中に行き渡らなくなり身体が虫歯菌に負けてしまうのです。
ストレス虫歯を予防するためには
ストレス解消できる趣味を見つける
ストレスが原因の虫歯に関してはストレスを普段から減らし「ドライマウス」を改善していく必要があります。
ストレス解消方法は人それぞれですので自分にあったリラックス・リフレッシュできるものを見つけることが重要です。ゆっくりお風呂に入ったり、音楽聞いたり、ウォーキングするなど自分にあったストレス解消法を見つけましょう。
生活習慣を改善する
不規則な生活もストレスに繋がっていきます。睡眠不足や暴飲暴食、運動不足が続くと免疫力も下がってくるので、しっかり睡眠時間を確保する、栄養ある食事をとるなど普段から心がけるようにしましょう。
定期的に歯科検診にいく
虫歯を「早期発見・予防」するためにも歯科検診はとても重要になります。
もし虫歯が出来ていたらその場で治療してもらえ、また歯科検診ではクリーニングやブラッシング指導など正しいケアをしてもらえるので虫歯予防につながります。
虫歯が出来てからでは痛い思いをしますが検診では痛い思いもせずにすみ、健康な歯をキープ出来るので3ヶ月に1回ぐらいのペースで診てもらうようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
意外に思われますがストレスと虫歯は繋がっており、ストレスを感じやすい人は虫歯になるリスクも高くなります。
出来るだけストレスをため込まないような環境をつくり、リラックス方法を見つけるなど普段からストレスを避けられるように出来るといいですね。
また歯科検診でチェックしてもらうことも予防につながります。上手くストレスと付き合って健康な歯をキープしていきましょう。
投稿日:2018年8月21日 カテゴリー:歯のコラム